小説を書き始めたお話
幼い頃、ネットで小説を書いており、仲間と読み、互いに感想を送り合っていたことがあります。
起承転結も朧気にしか考えず、ただ筆(この場合PCなので指)の乗るままに勢いで書くのは本当に楽しかったのです。
当時の私にとっては家にも学校にも内緒の趣味でした。
仮想コミュニティのサークル・グループ活動で書いていたのですが、グループ事態が解散している筈なので、今では書いたお話ごと無くなっているか、或いは放置されてネットの海を漂っていることでしょう。
内容は恋愛もの。学生の女の子と男の子二人の三角関係を書いていました。少女漫画に影響されていましたね。
結末をがっちり固めていた訳ではないので、結局未完のまま終わってしまいました。
さてそんな事をふと思い出した現在、成人した今になって小説が書きたくなりまして。
昔登録していた仮想コミュニティ自体は今でも残っていましたが、折角なので本格的な小説投稿サイトに登録してみることに。
自分に合っていそうなサイトを探すのは苦労しました。小説家になろうというサイトを中心に、近年では多くの小説投稿サイトが作られていたのです。或いは、今まで目を向けていなかった分私が知らなすぎただけで、昔からあったのかもしれません。
私が登録したのはエブリスタというサイトになります。選んだ基準は異世界ものが強すぎず、かつ多くのコンテストを開催していて初心者でも入りやすい点からです。
早速物語を作ってみます。昔と違い登場人物や物語の起承転結を考えた上で書き上げました。
いざ投稿してみると恥ずかしい。物凄く恥ずかしい。転がりたい。
幼き頃の自分は無知故に鋼の心臓でした。今では読んでもらうとと羞恥心でいっぱいになります。
しかし、感想を貰えるのは今のところ嬉しさ一色となります。記事を書いている現時点では批判的な感想を貰ったことはありませんが、いつかは来るものと思って覚悟しなくてはなりませんね。
昔と変わらず拙い作品達ではありますが、まずは最後まで書き通す事が重要だと「小説を書きたい人の本」にも記載がありました。
大人になって初めて完結させられたのも、子どもの頃と比べると大きな進歩ではないでしょうか。
遠い道のりではありますが、上達の為に一歩一歩進んでいきたいと思います。