児童文学について考えるお話
先日、児童文学の書き方についての本を購入しました(そちらの本についても後日、記事にする予定です)。
児童文学。それこそ小学生の頃は読んでいた気がしますが、最近はめっきり読まなくなってしまっていました。
今思い返そうとしても、読んだ本の殆どは忘れてしまっています。こういう時、何かしらの記録(それこそブログだったり)に残しておけば良かったと後悔してしまいますが、当時はただ読んで満足するだけでした。
そんな中、微かに覚えているものを2冊紹介していきたいと思います。
1.幽霊派遣会社
あらすじ
魔女になる為の夜間学校で知り合ったミス・プリングルとミセス・マナリングは、幽霊が見えるという能力をいかして、幽霊派遣会社を作ることにした。
家がなくてこまっている幽霊と幽霊をひきとりたいという人間の仲介をするのだ。
ふたりの事務所には、人のいいおだやかな幽霊の家族やもと貴族のいかにもおそろしげな夫婦が、それぞれにふさわしいすみかを求めてたずねてくる。
ちょっと怖くてコミカルな幽霊ファンタジー。
残念ながら、この本に関しては感想を言える程の記憶はありません。図書館で借りて読んだので手元にないのです。読み返すには図書館の児童図書コーナーに突撃しなければならないのですが、中々ハードルが高いですね。
しかし、コミカルで安心して読める楽しい作品だったことは覚えています。
適度なハラハラ感もあって、全体的に読みやすい作品でした。
2.学校クエスト ぼくたちの罪
あらすじ
小学校モニターに選ばれた5人はオンライン上のバーチャル空間で出会う。なぜ5人だけが選ばれたのか。謎を解くためにはこのゲームをクリアしなければならない。つぎつぎと襲いかかる恐怖。明らかになる秘密。そしてついに5人は自らの「罪」と向き合う…。
この作品は本当にハラハラしっぱなしでした。題名の通り、舞台はバーチャル空間上の学校なのですが、その時点で他に誰もいなく不気味な空間です。ただでさえ緊張感があるのに、次々と襲いかかってくる試練にずっと心臓をドキドキさせながら読んでいました。怖いのに読み進めてしまう、そんな作品です。
誰にでも読みやすく噛み砕かれていて、児童文学は大人が読んでも面白い作品が多いのだと思います。
沢山の児童文学を読んでみたいですし、書いてみたいですね。